小型バスの定員数について
小型バスの定員数について
小型バスの座席数や利用する月毎の参考料金をご紹介します。
貸切バス.netでは東京・大阪といった大都市だけでなく日本全国で安全な貸切バスを簡単にチャーターすることができます。
大型バスの定員数について、中型バスの定員数について、マイクロバスの定員数について
小型バスの参考料金
利用用途 | 1〜2月 | 3〜4月 | 5〜6月 | 7〜8月 | 9〜10月 | 11〜12月 |
---|---|---|---|---|---|---|
送迎 | 29,000円〜 | 30,000円〜 | 30,000円〜 | 32,000円〜 | 31,000円〜 | 29,000円〜 |
観光 | 58,000円〜 | 59,000円〜 | 59,000円〜 | 63,000円〜 | 62,000円〜 | 58,000円〜 |
ご要望に合わせてお見積りします
小型バスってどんなバス?
さて、みなさんは小型バスに対してどんなイメージをお持ちですか?
- 大型バスほど大きすぎず、マイクロバスほどシンプルではない
- 観光バスとしてはお手頃価格でお得
- 20人ぐらいでの利用ならちょうど良さそう
- ちょっと高級?
どれも決して間違いではありません。
車高以外はマイクロバスと同程度の車体サイズに観光設備を搭載した車両ですし、料金制度上は中型車扱い(マイクロバスやミニバスと同じ区分)で20名程度なら全員生座席に乗車できます。
ただしもう作られていません。
そう、小型バスは残念ながら現在製造されていない古い規格の車両なんです。
小型バスはかつて下記のメーカーが製造していました。
- 日産ディーゼル:スペースランナー7
- 日野自動車:メルファ7
- 三菱ふそう:エアロミディMJ
排ガス規制の問題や定員数が少ない割にコストがかかる小型バスは敬遠される傾向が顕著になり2007年の「エアロミディ」製造終了をもって貸切バスにおける小型バスは作られなくなったのです。
小型タイプのバスは路線バスやコミュニティバスとして日野自動車が「ポンチョ」というシリーズを製造しているのみです。
現役で運行している小型バスのほとんどはエアロミディですが、最終型でも製造されてから13年が経過しており、丁寧に整備をされていてもやはり使い込まれた印象は否めません。
排ガス規制をクリアできていな車両は都市部へ乗り入れができないなど、様々な理由から多くのバス会社が手放しているため、年々小型バスを手配することは難しくなっています。
貸切バス料金は需要と供給のバランスによっても変わるという特性があるため、いざ探すと思ったより高額になってしまう場合が少なくありません。
とはいえ、小回りの効くボディに観光仕様の車内設備、小さいけれどトランクも備えた小型バスには根強い人気があるのも事実です。
ここからはそんな小型バスの座席数や定員に関して、もう少し詳しくご紹介していきたいと思います。
小型バスの座席数は〜25席まで
何度も繰り返していますが、バスはオーダーメードで作られているため車両によって座席数や細かい装備は異なります。
ですので多くの車両はそうである、という前置き付きにはなりますが全体の7割程度が21〜25名乗りとなっています。
そして大半の小型バスには補助席がついていませんので正座席でこれだけの座席数があるということです。
車体のサイズは小型バスと同じぐらいですが、マイクロバスが2列+1列の座席レイアウトになっているのに対して小型バスは2列+2列です。
地方のバス会社さんでは小型バスとマイクロバスを区別していないことがあるのですが、そんなときは2列+1列か2列+2列かを確認してみましょう。
外観に見る小型バスとマイクロバスの違い
小型バス
マイクロバス
外から見たとき、観光バスは前輪よりも前に乗降口がありますが、マイクロバスの乗降口は前輪と後輪の中間に位置しています。
メーカーによっては正面から見たデザインが観光バスっぽいマイクロバスもあるんですがこのことを知っていれば横から見て判断することができますね。
サロン仕様の小型バスも
小型バスは観光用に作られた車種なので、サロンにできる車両もあります。
少人数の旅行で観光バスを楽しみたいならサロン仕様の小型バスはもってこいですね。
サロン部分の座席数は7〜8席です。基本的に1列回転で2列回転仕様はまずありませんのでご注意。
ただでさえ小型バスの登録台数は少ないので、サロンにできる車両はかなりレアです。
手配をお考えの際は、できるだけお早めにご相談ください。
小型バスまとめ
- 定員は21〜25名
- 補助席は基本的に付いていない
- カラオケやサロンといった観光設備がついた車両もある
- 10年以上前に製造終了しているため数が少ない
- マイクロバスと同じ「小型車」区分だが保有するバス会社が少なく割高になることも
車両コストと乗車可能人数の観点からマイクロバスにその役目を譲ることとなった小型バス。
料金区分は同じでもマイクロバスは年々登録台数が増えており取り扱うバス会社も全国に数多く存在します。
小型バスにこだわると予想以上に割高となってしまうことも。
貸切バスを利用する人にとってはお手頃な価格で観光バスが利用できると思われがちですが、実はそれほど変わらない料金で中型バスが借りられる場合も。
乗り心地や観光の雰囲気を楽しみたければ「中型バス」、移動手段と割り切ってコストを抑えたければ「マイクロバス」というふうに使い分けるのが賢い使い方かもしれません。
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