羽田空港/成田空港での貸切バスの乗り方
羽田空港/成田空港での貸切バスの乗り方
今回は幹事様や担当者の皆様が当日慌てることのないよう、利用客が特に多い「羽田空港」と「成田空港」のふたつをピックアップして、空港到着後から貸切バスに乗車するまでの流れや注意事項をご紹介したいと思います。
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空港リスト
空港へのお迎えは貸切バスの主要な役目のひとつです
空港に降り立ったお客様を最寄りのホテルや観光地もしくはご自宅までお連れするというのは貸切バスではメジャーな利用法です。
特に、海外から日本へ訪れる旅行客、もしくは海外旅行を終え日本へ帰ってきた旅行客それぞれにとってはバスを利用する大きなメリットが存在します。
それは、まずどちらの団体もスーツケース+αという大きな荷物を抱えての移動を控えているということがポイントになります。
電車に乗る機会が多い人はよく見る光景なのでご理解いただけると思いますが、混雑する電車の路線で大きな荷物を持って電車に乗り込むことは想像以上に困難なことです。
ターミナル駅での乗り換えが必要になればその難しさはさらに跳ね上がるでしょう。周囲の視線も思った以上に厳しいものがあります。
さらに訪日外国人のお客様にしたら、慣れない日本で公共交通機関を利用して目的地に向かうのはかなり難しくまた、負担も相当なものになるのではないでしょうか?
もう一点、海外に支社や取引先を持つグローバルな企業の場合、国外からグループの重役やお客様が来日するというケースが頻繁にあります。
空港から宿泊先のホテルへ直行するのか、国内にある工場や施設などの視察に向かうのか、スケジュールは様々ですがいずれにしろ電車で案内するわけには行きませんし大人数になれば乗用車やタクシーでの移動も現実的ではありません。
こういった理由から、空港から出発する貸切バスというのは非常に多く大きな空港の近くではバスを目にすることも多いのです。
それでは、空港から貸切バスに乗り込む時具体的にどこから乗るか、どういった手順を踏む必要があるかを見ていきましょう。
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まずバスは第1旅客ターミナル付近の貸切バスプールというところで受付を行い待機します。
この際、バスの運転手がバスプールの利用料金1,500円を支払い領収書を受け取っていますので、バスと合流したら運転手さんが立て替えていた料金を精算しましょう。
空港に到着して荷物の受け取りなどを終え、準備ができたら運転士に電話をします。
時間に合わせてバスはバスプールから貸切バス乗り場へ移動します。貸切バス乗り場は「乗り場」であり「待機場所」ではないため乗り場に到着後1時間以内に出発しなければいけません。
事前に搭乗便を共有し、フライトの到着に合わせて運転手は乗り場へ移動します。バスプールに待機できる時間も「1時間」と限られており、乗り場に停車できる「1時間」と合わせても「2時間以内」が限度なので時間内に乗車するようにしましょう。
※バス乗り場は国内線と国際線で異なります。
【国際線の場合】
【国内線の場合】
第1ターミナルは立体駐車場P1とP2の間が貸切バス乗り場です。
第2ターミナルは立体駐車場P3とP4の間が貸切バス乗り場です。
羽田空港では運転士はバスから離れることができません。搭乗ロビーへのお迎えなどが必要な場合は別途バスガイドやミートサービスの手配が必要となりますのでご注意ください。
成田空港
8:00〜20:00に乗車する場合、バスはP3駐車場にて待機します。
第1ターミナルはP1駐車場内にある団体バス乗車場、第2・3ターミナルは第2ターミナル1階の団体バス乗降場が乗り場になるので、駐車場にいる係員に声をかけバスを呼び出してもらうという流れになります。
第2ターミナルの団体バス乗降場は無料ですが、第1ターミナルの団体バス乗車場は料金が発生します。
5分以内は無料、5〜30分は520円です。
空港の係員にバスを呼び出してもらうので、バス会社情報や団体名などの事前の共有をしっかりしておくと安心です。
【第1ターミナル団体バス乗車場】
北ウイング到着のお客様:北口 N2 前方の横断歩道を横断して P1 駐車場内の団体 バス乗車場へお進みいただき、係員の指示に従ってください。
南ウイングにご到着のお客様 : 南口 S2 前方の横断歩道を横断して P1 駐車場内の団体 バス乗車場へお進みいただき、係員の指示に従ってください。
【第2・第3ターミナル団体バス乗降場】
第 2・第 3 ターミナルにご到着のお客様 : 第2ターミナル1F北口3前方の横断歩道を横断して第 2 レーンにございます団体バス乗降場(22A・22B・23A・23B)へお進みいただき、 係員の指示に従ってください。
*成田空港にはターミナルが3つ存在します。各ターミナル間を移動するのに無料連絡バスで約10分程度かかります。
20時から翌朝8時までの間にバスに乗車する場合、バスは直接バス乗車場・バス乗降場へ向かいますのでバス駐車場で待機はしません。
終わりに
羽田空港、成田空港から貸切バスに乗る際の流れや注意事項をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
国内有数の空港である羽田と成田の各空港は、海外旅行をする人にとってはどちらも利用する機会が多い空港です。利用者が多いこともあって貸切バスを利用する際の待機場所や運用ルールなどが細かく定められています。
それぞれの空港で決められたルールを理解して正しく利用することで、ツアーの始まりや旅行のフィナーレを気持ちよく飾ることができます。
海外旅行の予定がある人、海外からお客様を受け入れる予定のある人は是非一度貸切バスの利用を検討してみてください。