貸切バスとレンタカーどっちがいいの??
貸切バスとレンタカーどっちがいいの??
団体旅行や大勢での移動を計画するとき高い確率で持ち上がるのが、「貸切バスorレンタカー問題」ですね。
何を持って良しとするのかは人それぞれではありますが多くの場合は費用と手間といった観点から秤にかけるのではないでしょうか?
そんな悩める幹事さんに少しでもお役に立てるよう、今回はいくつかの角度から
貸切バスとレンタカーを比較してみたいと思います。
レンタル可能な車種には限りがある?
貸切バスは大勢が一度に乗車できる「大型バス」から小回りの効く「ミニバス」まで人数や利用用途に合わせて最適な車種を選択することが可能です。
一方レンタカーには大勢が乗れる車種というのは存在しているのかどうかご存知ですか?
実はレンタカーで借りることができるのは道路運送法で「乗車定員29名以下、
車両全長7m未満」と決められているのです。
全長7m以下のバスといえば「小型バス」と「マイクロバス」ですが、小型バスは10年以上前に製造が終了しているためレンタカーとしてはほぼ取り扱われて
いません。
実質レンタルできる車両で最も大型なものはマイクロバスということになりますね。
またレンタルできる車両は「白ナンバー(自家用車)」でなくてはならず、「緑ナンバー(他人・他社から運賃をもらってモノを運ぶ仕事に使用する車)」車は
運転手付きで借りないと法律違反となってしまいます。
運転免許は大型免許もしくは中型限定解除が必要
乗車定員10名までの車両であれば「普通自動車免許」で運転可能ですが、定員11名以上29名以下のマイクロバスの運転には「中型免許(限定解除)」以上の免許が必要です。
- レンタカーで借りることができる中で最も乗車人数が多いのは最大29名未満のマイクロバス
- 定員11名以上の車両を運転するには「中型免許(限定解除)」以上の免許が必要
- 上記の範囲で全員が乗れるように車両を選択、もしくは複数台をレンタルしないといけない
レンタカーにかかる費用、見落としていませんか?
レンタカーを借りるにあたって、車のレンタル費用とガソリン代が必要になることはみなさんご存知だと思います。
では、もしも事故や怪我などがあったときの保険はどうなっているか知っていますか?
レンタカーの保険代はオプション扱いのため、基本のレンタル料金には含まれていないんです。
運転技術に自信があるから必要ないと思っている方がいるかもしれませんが、万が一何かあったとき多くの人を乗せていることを忘れてはいけませんよ。
さらに、レンタカーを借りる際に勧誘できる保険には盲点があるのです。
それは、事故を起こしたとき対人・対物の補償はもちろんありますがレンタカー
会社への負担金は含まれていないのです!!
具体的には「(盗難・故障・汚損等を起こしてしまって)レンタカー会社側で何か修正や清掃が必要となった場合、その金額は利用者が負担してください」ということです。
これはノンオペレーションチャージといい、どのレンタカー会社でも設定されているので事前に確認しておきましょう。
無保険は言うまでもなくお勧めできませんので、レンタカーを借りる場合は保険も含めると想定を上回る金額になるかもしれませんね。
さらに保険が適用されてもレンタカー会社への補償などで思わぬ出費が必要になるかも。。。
一方貸切バスは各バス会社が車両保険(対人・対物無制限)に加入済で、バス料金に最初から含まれているので余計な負担は必要ありません。
- レンタカーを借りるときは保険代も必要になることを忘れずに
- NOC(ノンオペレーションチャージ)の金額も前もって確認しよう!
- 貸切バスはバス料金に保険代が含まれている!
運転する人、大変じゃないですか?
レンタカーを借りことを考えるとき、費用を抑えたいということも大きな要因ですが当日行き先を自分たちで自由に決めたい、ということも少なくないと思います。
確かに貸切バスは事前にスケジュールを決めなければいけませんし、当日自由に行き先を変えるというわけには行きません。
その代わり運転手を担当する人はお酒を飲むこともできなければ、車内でワイワイ盛り上がっている時も満足に参加することができません。
近頃はお酒を飲まれない人も増えてきたので、運転手はお酒を飲む人じゃないから大丈夫、なんて言われてしまいそうですが大勢の人を後ろに乗せて知らない土地、慣れない車を長時間運転するというのは想像以上に大きな負担になるんです。
行きはまだ良くても帰りは運転手さんも疲れてしまっていますし、同乗者はすでに眠ってしまっているようでは話し相手もおらずとっても危険です。
もしも事故なんて起こした日には大変なことですよね!
レンタカーで移動を考える場合は運転を一人に任せるのではなく、途中で交代できるようにしたり、休憩を多めに取れる余裕のあるスケジュールにしないといけないでしょう。
- レンタカーの場合、運転手はお酒が飲めないし車内の楽しみにも参加できない
- 不慣れな車で走ったことのない道は非常に負担が大きい
安全や費やす時間も費用のうち、トータル面で最適な方法を選びましょう
三つの視点で貸切バスとレンタカーの違いを比較してみましたがいかがでしたでしょうか?
レンタカーならではのフットワークの軽さや低コストもそれはそれで魅力の一つです。
しかし、よくよく見ていくと想定外の費用が発生する可能性もありますし、定員数には限りもあれば運転手の人の負担も計り知れない、そして何より安全が担保されていないことは見落としてはいけない大きなポイントです!
参加人数や利用用途によってはレンタカーで事足りる時もあるかもしれません。
しかし、自分たちだけでは大変だと思うような人数、行程、利用内容の時は 無理をせずに「安全を買う」という考え方もありだと思います。
それにいざ調べてみると貸切バスでも意外にリーズナブルに利用できることだってあるんですよ♪
最後まで読み進めていただいた幹事さん、貸切バスを利用してみたいと思えたなら是非お見積りをご依頼ください。貸切バス.netではお見積りのご依頼は24時間受付中です。さらに経験豊富なスタッフが不安や不明点に徹底的にお答えします!