トラピスチヌ修道院（函館市）

レンガの外壁、半円アーチの窓などゴシックとロマネスクが混在する日本初の女子修道院で明治時代に設立された。大天使ミカエル像や聖母マリア像などがある前庭と院内での修道女の生活や修道院の歴史を紹介する資料室などが見学できる。

五稜郭公園（函館市）

国の特別史跡、幕軍と官軍の最後の戦いである箱館戦争の舞台となった場所で、日本初の様式城郭の星形要塞である。近くにある高さ107mの五稜郭タワーの展望台からは函館山や津軽海峡、星型の五稜郭などが一望できる。

函館山（函館市）

ミシュランガイドブックに三つ星として2011年に掲載され、ロープウェイ、車、徒歩で行くことができる標高334mの山頂からは、宝石をちりばめたような夜景や昼間の晴れた日には市街や津軽海峡を挟んで下北半島を見ることもできる。

藻岩山（札幌市）

気軽に登山できる531mの山で、昼は札幌の街並みや石狩湾を望め夜は札幌の夜景を楽しめる。麓から中腹まではロープウェイ化自動車道を利用し、中腹から頂上にはミニケーブルカーを利用して行くこともできる。

羊ヶ丘展望台（札幌市）

札幌市街の南東で羊が草をはむ牧歌的な風景が広がり眼下には石狩平野が一望できる景勝地。クラーク博士の像の台座には“BOYS BE AMBITIOUS”と刻まれている。

札幌市時計台（札幌市）

北海道大学の前身で国の重要文化財である札幌農学校演舞場（時計台）は、1878年にクラーク博士の構想に基づき建設、1881年時計が設置され札幌の標準時計としての役割を担った。時計機会は設置当時のままで現在まで動き続けている。

洞爺湖（洞爺湖町）

羊蹄山の南方に位置し、湖の南には昭和新山、有珠山がある。湖の中ほどに中島を浮かべるカルデラ湖で、中島には洞爺湖を取り巻く自然とこの地に生息する生物をテーマとした洞爺湖森林博物館があり、野生のエゾシカが生息する。

小樽運河（小樽市）

小樽は北海道開拓の玄関口として発展し、大将時代に完成した運河は、散策路として整備され夕暮れ時にはガス灯が灯り、石造倉庫群がライトアップされる。小樽には倉庫、銀行、商店などの歴史的建造物が多数現存し、「小樽市指定歴史的建造物」は80を超える。

旭山動物園（旭川市）

動物が泳ぎ、動き、飛ぶ姿を間近に見られる施設を作り動物の生態や生活を見せる「行動展示」と呼ばれる独自の展示方法を採用した日本最北の動物園である。

層雲峡（上川町）

石狩川沿いに続く断崖絶壁で、中でも、小函では柱状節理の巨大な岸壁が屏風のように並ぶ壮大な景観を楽しめ白糸のように優美な「銀河の滝」、力強く絶壁不動岩の左右を流れ落ちる「流星の滝」などを見ることができる。

阿寒湖（釧路市）

道東中央部、阿寒、屈斜路、摩周の3つのカルデラ地形を基盤とした阿寒摩周国立公園に属し、火山と森と湖が織りなす豊かな原始的景観を有する。湖の周辺には悠然とそびえる雄阿寒岳、雌阿寒岳やオンネトー等の湖沼がありマリモの生息地として知られる。

摩周湖（弟子靴町）

湖面は海抜351m、周囲約20km、面積19.2k㎡、世界一球の透明度を誇るカルデラ湖。周囲は300〜400mの絶壁に囲まれた湖で、霧が包み込み姿を見せないことが多く「霧の摩周湖」と呼ばれている。

宗谷岬（稚内市）

日露戦争時に建造された旧海軍望楼、樺太が島であることを発見した間宮林蔵の立像や宗谷岬の先端にある「日本最北端の地」を標す記念碑があり、岬からはサハリンの島影を見ることができる。

礼文島（礼文町）

稚内の西方の日本海に浮かぶ面積82k㎡の細長い島で、冬の厳しい偏西風を受ける西海岸には島最北端のスコトン岬をはじめゴロタ岬、澄海岬などの自然の眺望が楽しめ夏には約300種の高山植物の咲く花の島として知られる。