飯盛山（会津若松市）

戊辰戦争の際に白虎隊の自刃した地として知られる、会津若松市内が一望できる小高い山。中腹には隊士たちの墓が立ち並ぶ。

御薬園（会津若松市）

歴代会津藩主の別荘として継承された美しい庭園で、心字池や茶室があるほか約200種の草が栽培される薬草園がある。

鶴ヶ城（会津若松市）

戊辰戦争では約１ヶ月に及ぶ激しい攻防戦に耐えた名城としてその名を天下に知らしめた。明治時代に取り壊され1965年に再建、天守閣の内部は郷土博物館となっており会津の歴史に触れることができる。現存する天守閣では国内唯一の赤瓦の天守閣である。

会津武家屋敷（会津若松市）

東山温泉の入口にある2万3千㎡の敷地内に、綿密な時代考証を経て武家屋敷・中畑陣屋などが見事に復元・移築されており会津武士の暮らしぶりを知ることができる。

猪苗代湖（猪苗代町、郡山市、会津若松市）

北に磐梯山、淡水湖では日本で3番目に大きな湖で湖水浴や水上スポーツ、フィッシングなどが楽しめる。国指定天然記念物のミズスギゴケ群落や白鳥の飛来地として知られる。

野口英世記念館（猪苗代町）

福島が産んだ偉大な医学者・野口英世に関する数々の資料を展示した記念館。生家も明治時代そのままの姿で保存されている。

大内宿（下郷町）

江戸時代に会津若松と日光今市を結ぶ下野街道（会津西街道）の山間部につくられた宿場町で、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。茅葺き屋根の土産物屋や蕎麦屋などが建ち並ぶ景観は当時の宿場町の面影を今に残している。

五色沼【毘沙門沼】（北塩原村）

それぞれに神秘的な色を見せる大小10余の沼を総称して五色沼と呼ぶ。最大の毘沙門沼から柳沼まで点在する色合いの沼をめぐる遊歩道が整備されている。

磐梯吾妻スカイライン（福島市）

全長約29kmの観光道路。次々と移り変わる景色は「吾妻八景」と呼ばれ観光客を魅了している。一切経山と吾妻小富士に挟まれた標高1580mの「浄土平」は、初夏には可憐な高山植物が湿原や草原に咲き乱れ訪れた人の目を楽しませる。（2018年9月から吾妻山の噴火で通行止め）

あぶくま洞（田村市）

約8,000万年という歳月をかけて創られた鍾乳洞で全長約600mの洞内には三層に分かれる洞内で最大のホール「滝根御殿」や「龍宮田」「月の世界」「樹氷」「クリスマスツリー」などそれぞれに名前がつけられた鍾乳石を楽しむことができる。

三春滝桜（三春町）

国の天然記念物に指定された紅枝垂桜で樹齢は1000年以上。春には淡紅色の花をつけた枝々が地面まで垂れ下がり花の滝のように見える。

勿来の関跡（いわき市）

白河、念珠と並んで奥州三関の一つとして知られ付近一帯は県立自然公園になっている。園内には「いわき市勿来の関文学歴史館」があり、他にも源義家や斎藤茂吉の句碑がある。遠浅の美しい勿来海岸が見渡せる。

塩屋崎灯台（いわき市）

海上から約50mの高さの岩盤上に建ち太平洋を航海する船舶の安全を守る。青い海に映える白亜の灯台が美しい。ふもとには美空ひばりが歌った「みだれ髪」の歌碑がある。