御在所岳（菰野町）

正式名称は御在所山。鈴鹿山系の秀峰、高山地の動植物の宝庫でもある。標高1212mの頂上から360度のパノラマは東に伊勢湾や知多半島、西には琵琶湖の展望が開け、まさに雲の上の世界。ふもとには湯の山温泉街が立ち並ぶ。

伊賀上野城（伊賀市）

白い三層の美しい城廓は鳳凰が翼を休める姿で白鳳城とも呼ばれ、築城の名手藤堂高虎が1608年に五層の天守閣を建設した。現存する天守閣は1935年に復元されたものであるが、高さ約30mの石垣と内堀は高虎が築城した当時のままである。

赤目四十八滝（名張市）

代償様々な滝が織りなす全長約4kmの峡谷で不動滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝の五瀑や雛壇滝など多数の滝により日本の滝百選、森林浴の森百選にも選ばれハイキングや自然散策にも適している。

奥香肌峡（松坂市）

櫛田川上流に広がる壮大な渓谷で春は新緑、秋は紅葉が美しい。支流の蓮川上流部はサルやカモシカが生息する秘境。ハイキングやキャンプなどのアウトドアライフも満喫できる。

大台ヶ原（大台町）

大小無数の滝や深淵、勇壮な岩壁、貴重な動植物などの自然が豊富で登山・ハイキング、キャンプなどにも適している。標高1695mの主峰日出ヶ岳からは快晴時には、志摩半島から遠く富士山まで望める。

伊勢神宮（伊勢市）

「お伊勢さん」と呼ばれ親しまれる伊勢神宮。内宮、外宮を中心に別宮や摂社、末社を合わせて125社からなる。樹齢800年の神宮杉と日本最古の建築様式といわれる「唯一神明造」の正殿が荘厳な雰囲気を漂わせている。

おはらい町・おかげ横丁（伊勢市）

内宮宇治橋前から五十鈴川に沿って続く「おはらい町」は内宮の鳥居前町として発達した。伊勢特有の切妻・入母屋・妻入り様式の土産物店や銘菓の老舗、旅館が軒を連ね神宮道場や祭主職舎などの歴史的建造物がある。「おかげ横丁」は「おはらい町」の中程に、伊勢路の代表的な建築物を移築、再現した町並みである。

二見浦（伊勢市）

かつて伊勢神宮を参拝する人たちが身を清める場所とし、神宮参拝者の宿泊地として栄えた。高さ9mの男岩と4mの女岩を大注連縄で結ばれた夫婦岩は観光名所として知られる。

ミキモト真珠島（鳥羽市）

御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した島。島内には幸吉の足跡をたどる記念館や美術工芸品を展示した博物館などがあるほか、海女の実演も見学できる。

鳥羽水族館（鳥羽市）

約1200種の海の生き物が12のテーマにゾーン分けされ飼育されている。ラッコや人魚のモデルとなったジュゴンの館内展示やアシカ・セイウチのショーを楽しむことができる。

志摩スペイン村（志摩市）

テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中心にホテル、天然温泉をあわせもつ複合リゾート「志摩スペイン村」。「パルケエスパーニャ」ではユニークなアトラクション、特色あるレストラン等陽気で愉快なスペインの魅力を満喫できる。キャラクターたちが繰り広げるパレードやショーもある。

鈴鹿サーキット（鈴鹿市）

F1グランプリなどでおなじみの国際レーシングコース。温泉を利用したクアガーデンもある。

鬼ヶ島（熊野市）

奇岩、絶壁が国の名勝天然記念物の指定を受けている。長年の海風食と数回の大地震により隆起した大岩壁は約1kmにもわたる。