和歌山城（和歌山市）

水戸、尾張と並ぶ徳川御三家の居城。白亜の三層の天守閣からは和歌山市街や紀ノ川の流れが見渡せ、場内にある風雅な庭園紅葉溪庭園や木造銅板葺きの茶室紅松庵などがある。

和歌浦（和歌山市）

万葉歌人に詠われた名勝。玉津島神社、塩竈神社、三断橋、不老橋、東照宮、天満宮など見どころが多い。玉津島神社の境内には山部赤人や松尾芭蕉などの歌碑や句碑がある。

紀三井寺（和歌山市）

紀州の三つの井戸のあるお寺ということから名付けられたといわれ、西国三十三所観音霊場第二番札所である。早咲きの桜の名所としても知られ境内からは和歌浦や淡路島、四国までも遠望できることで知られる。

高野山町石道（九度山町、かつらぎ町、高野町）

慈尊院から高野山奥の院へ至る参詣道で町石と呼ばれる石柱が一町（約109m）ごとにたち昔の面影を今に残す参道としてウォーキングコースにもなっている。

奥の院（高野町）

高野山の中の聖地。奥の院の大師御廟は弘法大師自らが入定の地と定められた清流玉川が流れる静寂の地にある。そこへ至る杉木立の参道には織田信長、明智光秀、武田信玄、上杉謙信などの墓石群が並んでいる。

壇上伽藍（高野町）

弘法大師自らが密教思想に基づく塔や堂の建立に心血を注いだ場所として壇上伽藍は信仰の中心の地とされてきた。ここには高野山最古の建造物で国宝の不動堂をはじめ、弘法大師御影像を安置する御影堂、真言密教の根本道場におけるシンボルとして建てられた高さ48.5mの根本大塔や総本堂の金堂などがある。

白崎海洋公園（由良町）

青い海に白い石灰岩の堆肥が美しい海岸があり、ウミネコの繁殖地となっている。公園内にはダイビングクラブハウス・キャンプガーデン・展望台などがある。

潮岬（串本町）

本州最南端に立つ灯台がある潮岬からは太平洋の清々しい風景が眺められる。

白浜温泉（白浜町）

万葉の昔から知られる湯。海岸美と多彩なレジャー施設は一大温泉郷になっている。日本三古湯のひとつ。

アドベンチャーワールド（白浜町）

「人間（ひと）と動物と自然とのふれあい」をテーマとする「パンダランド」、「サファリワールド」、「マリンワールド」の他遊園地の乗り物が楽しめる「プレイゾーン」のあるテーマパーク。

千畳敷（白浜町）

瀬戸崎の先端から太平洋に向かって突き出した大岩盤。第三紀層の白く柔らかい岩が、荒波に侵食されて広い岩盤となった。

熊野那智大社（那智勝浦町）

那智山中腹に建ち、周囲を包む山の緑と対照的な朱塗りの社殿が神聖な雰囲気をかもしだしている。本宮、速球とともに熊野三山のひとつで那智の火祭りで知られている。

青岸渡寺（那智勝浦町）

西国三十三ヶ所第一番札所。那智滝と朱の三重塔が調和をなす風景は有名で、裸行上人が那智の滝の滝壺から観音様を見つけたのが始まりと伝えられる。

那智の滝（那智勝浦町）

熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として古くから人々の畏敬を集めてきた那智の滝は、「一の滝」とも呼ばれる日本三大名瀑のひとつで落差133m、滝壺の深さは10mで落差は日本一といわれている。