岡山城（岡山市）

三層六階建ての望楼型天守閣で1966年に再建され、月見櫓と二の丸の西側の防備に設けた西の丸西手櫓は江戸時代初頭に建てられた今に残る建造物で重要文化財に指定されている。天守閣の壁に黒漆塗りの下見板を取り付けたことから「烏城」とも呼ばれている。

後楽園（岡山市）

大名庭園の代表作で日本三名園のひとつといわれている。藩主の居間で園内外の景勝が一望できるように作られた延養亭や築山、茶亭、石組などが美しく構成された大池泉回遊式の庭園である。

夢二郷土美術館（岡山市）

大正ロマンを代表する叙情画家、竹久夢二の作品を集めた美術館。風見鶏と赤いレンガが印象的。

倉敷美観地区（倉敷市）

倉敷川沿いの柳並木と白壁となまこ壁の町屋が軒を連ねる町並みは、往時の面影を今に残しており、世界的名画を収蔵している大原美術館をはじめ民芸館、考古館、郷土玩具館など文化的施設もある。

鷲羽山（倉敷市）

瀬戸大橋・児島坂出ルートの全容を一望できる地に位置する鷲羽山は、瀬戸内海屈指の眺望地。海抜133mの「鐘秀峰」からは波静かな海上に点在する大小50余りの島と技術の粋を集めて建造された瀬戸大橋を見ることができる。

瀬戸大橋（倉敷市）

上を道路、下を鉄道が走る道路鉄道併用橋。岡山県倉敷市、香川県坂出市の間9.4kmの瀬戸内海を6つの橋が島伝いに結ぶ。

王子が岳（倉敷市、玉野市）

標高235m。巨岩、奇岩が重なり合い男性的な山容を誇る。ハイキングに最適でパラグライダーの基地もある。

備中国分寺（総社市）

聖武天皇の勅願によって全国に創建された国分寺のひとつ。南北朝時代に焼けたが江戸時代中期に再建された。境内の五重の塔は国の重要文化財に指定されている。

吉備津神社（岡山市）

桃太郎伝説の残る伝説の地にある壮麗な神社建築で本殿、拝殿ともに国宝となっている。鳴釜の神事、回廊で知られる。

備中松山城（高梁市）

臥牛山（標高430m）の頂上付近に建つ天守は、天守が現存する山城としては最も高い所にあるといわれ、雲海の発生する時期には城が望める展望台から雲海に浮かぶ幻想的な姿を見ることができる。

満奇洞（新見市）

阿哲台洞窟群の中で最も古く開発された鍾乳洞で内部は変化に富む。命名は歌人、与謝野鉄幹・晶子夫妻。

鶴山公園（津山市）

津山城の城跡公園で桜の名所。春には約5,000本の桜が咲き乱れる。

神庭の滝（真庭市）

標高1,030mの星山から流れ落ちた豊かな清流が落下する中国地方随一の名瀑。高さ110m。神庭渓谷は紅葉の名所として知られる。

蒜山高原（真庭市）

大山隠岐国立公園に属し西の軽井沢と呼ばれている。