山口ザビエル記念聖堂（山口市）

1952年にフランシスコ・ザビエル来訪400年を記念して建てられ山口のシンボルとして親しまれていたが1991年に焼失。1998年4月に新しいザビエル記念聖堂が完成した。

瑠璃光寺五重塔（山口市）

国宝五重塔は大内文化の最高傑作と称され京都の醍醐寺、奈良の法隆寺の五重塔とともに日本三名塔のひとつに数えられている。高さは31.2m、檜皮葺屋根造りが特徴である。

秋芳洞（美祢市）

山口県西部、秋吉台南麓にある日本有数の鍾乳洞。全長は約10km、最大洞幅約100m、最大洞高約40mで国指定の特別天然記念物。石灰華段丘の百枚皿、石柱の黄金柱、鍾乳石の傘づくしなどの奇勝が展開する。洞口から約1.5kmは証明のある遊歩道が整備され見学することができる。

秋吉台（美祢市）

総面積130k㎡に及ぶ日本一のカルスト高原で大小さまざまに突出した石灰石や月面を思わせるドリーネ群がある。

防府天満宮（防府市）

菅原道真を祀った日本最初の天満宮として京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神のひとつといわれている。早春の梅まつりをはじめ、11月の御神幸祭（裸坊祭）は西日本屈指の荒祭りとして知られる。

毛利氏庭園・毛利氏博物館（防府市）

多々良山の麓にある防長旧藩主毛利氏の邸宅。国指定名勝の庭園や邸宅の一部を改造した博物館があり毛利家代々に伝わる書画・工芸品を展示している。

松下村塾・松陰神社（萩市）

幕末期に吉田松陰が主宰した私塾。久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋など明治新政府に活躍した多くの逸材を育てた。2015年「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして世界文化遺産に登録された。現在は吉田松陰を祀る松陰神社の境内にある。

東光寺（萩市）

毛利家の菩提寺。藩主の墓前に家臣が献じた五百余基の石灯籠がある。

錦帯橋（岩国市）

日本三名橋の一つで錦川にかかる日本を代表する木造橋。特異な姿の五連の反り橋が特徴で春は桜、夏は鵜飼や花火の夜景、秋は紅葉、冬は雪化粧と四季折々の色彩豊かな景観が楽しめる。

赤間神社（下関市）

源平壇ノ浦合戦において入水された安徳天皇を祀った神社で、関門海峡に臨み白壁に朱塗りの水天門で知られる。境内には平家一門の墓、小泉八雲の怪談で知られる耳なし芳一の芳一堂がある。

城下町長府（下関市）

上級範士の屋敷である長府藩侍屋敷長屋。長府毛利家の菩提寺で明治維新の転機となったといわれる高杉晋作が挙兵した功山寺など長府毛利藩五万石の城下町として栄えた下関の一角にある城下町を散策できる。