富山市民族民芸村（富山市）

呉羽丘陵の登り口にあり移築した古民家などが点在し民芸館・陶芸館・売薬資料館・篁牛人記念美術館などがあり、富山の歴史と文化を語るミニテーマパーク。

越中八尾観光会館（富山市）

おわら風の盆で全国に知られる八尾は江戸時代から町人文化の栄えた町。毎年5月3日に行われる曳山春祭りで使われる井派彫りなどの彫刻で飾られた豪華絢爛な曳山を常設展示している。団体予約すればおわら踊りの鑑賞もできる。

瑞泉寺（南砺市）

かつて越中一向一揆の重要な拠点となった名刹。戦国武将から法灯を守り「越中の府」とまでいわれた。本堂、太子堂、山門などいたるところに彫刻が施され歴史の重みと文化の深さを秘めている。

五箇山の合掌造り集落（南砺市）

菅沼集落には合掌造り家屋9棟のほか土蔵や板倉などの伝統的な建物などがあり、江戸時代の主産業を紹介する「塩硝の館」や「五箇山民族館」がある。相倉集落には合掌造り家屋20棟のほか寺院や神社、土蔵、板倉などの伝統的な建物が残されている。岐阜県の白川郷とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界文化遺産に登録されている。

称名滝（立山町）

350mの落差は日本一で立山連峰の雪解け水が多く流れ込む春には称名滝の右側にハンノキ滝が現れて二つの滝が流れ落ちる。さらに水量が増した場合にはハンノキ滝の右側にソーメン滝も現れて三つの滝が並ぶこともある。

黒部ダム（立山町）

高さ186m、長さ492mのアーチ式ドーム型ダム。

立山黒部アルペンルート（立山町 他）

北アルプスの中央を貫きケーブルカー・ロープウェイ・トロリーバスなど8種類の乗り物を乗り継いで富山県と長野県を結ぶ全長90kmの国際的山岳観光ルート。広大な弥陀ヶ原をはじめ、地獄谷、黒部ダム、可憐な高山植物など海抜3000m級の大自然を楽しめる。

黒部峡谷（黒部市）

立山連峰と後立山連峰の間を流れる黒部川の侵食作用により上・中流域に形成された峡谷で標高差１５００〜2000mの及ぶ日本で最も深い峡谷といわれている。宇奈月温泉から欅平まではトロッコ式電車で知られる黒部峡谷鉄道が通じている。

宇奈月温泉（黒部市）

黒部川の清流が彩る渓谷のいで湯。秘境黒部峡谷の玄関口として春は新緑、夏は涼風、秋は紅葉を楽しむことができる。冬はスキーも楽しめ「宇奈月温泉行きのカーニバル」など数々のイベントが行われる。

瑞龍寺（高岡市）

高岡の開祖、加賀藩二代藩主前田利長の菩提寺で曹洞宗の名刹。三代当主前田利常の建立で壮大な伽藍配置様式の豪壮にして典雅な美しさに圧倒される。山門、仏殿、法堂が県内で初めて国宝の指定を受けた。