近畿地方
近畿地方
近畿地方は、本州中西部に位置する日本の地域である。
かつての畿内とその周辺地域から構成される難波宮、平城宮、平安宮、以降東京遷都までの王城の地で、現在は関東地方に次ぐ日本第二の都市圏・経済圏であり、西日本の中核である。
近畿地方の範囲について法律上の明確な定義はないが、主要な百科事典では
大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・三重県・滋賀県・和歌山県の2府5県(7府県)を指す。
近畿地方(2府4県)の府県内総生産 (GDP) は2011年度で約77兆5520億円で、関東地方に次いで日本で第二の経済圏を構成する。
関東地方(1都6県)のGDPとは約2.4倍の差がある。製造業の多くは大阪府・兵庫県南部(阪神工業地帯)・京都府南部に集中し、その他の地域では農林水産業が盛んである。
大阪城などの歴史スポットだけでなく近年は梅田にある「グランフロント大阪」や天王寺の「あべのハルカス」といった大型施設も注目を集める。
大阪らしさを体験できる道頓堀や、世界中からファンが集まるユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど大人から子供まで楽しめる観光地が多くある。
歴史を感じる街並みや寺社の数々を持つ日本有数の観光地。自然美を堪能できる嵐山エリアや貴船エリア、街歩きに最適な祇園エリアといったエリア周遊も可能。
日本三景の一つ、「天橋立」や国宝の平等院鳳凰堂も外せない。
本州最南端の町である串本、美しい海を楽しめる白浜、世界遺産の熊野古道、日本最古の温泉郷など多くの見所がある。
串本にはスキューバダイビングを楽しめるスポットも豊富。紀中エリアには701年に建立されたと言われる道成寺や日本最大級の梅林と呼ばれる南部梅林もある。
日本最大の湖・琵琶湖を囲むように広がる。県の中央に琵琶湖と近江盆地がある滋賀県は総面積の6分の1が琵琶湖で占められていて、残りの面積の半分は山地で占められている。
国宝の「彦根城」やユネスコ世界文化遺産の「比叡山延暦寺」など全国的に注目度の高いスポットが数多く点在している。