主に後部座席を利用します。最後列から２列目のみもしくは２列目と３列目を回転させ、通路を挟んでコの字型に向かい合わせることができます。１列のみ回転するタイプがシングルサロン、２列回転の場合はダブルサロンといわれます。

このサロン座席を使って飲食しながら移動したり、ちょっとしたミーティングスペースとして目的地まで向かうことが可能です。

座席の回転に関しては安全上、車庫で特殊な工具を使用しての作業となるため運行中にシートを回転することは原則できません。

サロンシートに対応できる車両は大型バス、中型バス、小型バスの観光タイプの車両に限ります。

座席を１１列→１２列へ１列増やし通常の大型バスより乗車可能人数を増やすことによって一度により多くの人を輸送できる送迎向けの車両です。

通常タイプの車両と車体の全長は変わらないのでシートピッチは若干狭め。長距離の移動の場合、体格の大きな人は少し窮屈に感じます。

トイレ付車両は原則大型バスに限ります。全国的に台数が非常に少ないため、通常の大型バスよりも料金が割高になる傾向にあります。都道府県によってはトイレ付き車両の登録がないエリアもございます。

高齢者やお子様の多い団体様、お酒を飲まれるグループなどに多く利用されています。

トイレはタンク容量の都合上使用制限があり、一度の運行に付き３０〜５０回程度となります。

トイレは車内の中央、または後部に設置されています。トイレ設備にスペースが必要なため、通常の大型バスよりも座席数が少ない場合があります。お申し込みの際は定員数にご注意ください。

車体横に車椅子を乗降するためのリフトがついた車両です。歩行や座席への移動が困難な人でも車椅子のままでご乗車可能です。車内に車椅子を固定するスペースを有します。

通常車椅子１台から３台まで対応可能ですが車椅子を車内に固定するため、１台あたり生座席４席分程度のスペースが必要です。車椅子を固定するスペースの分通常の座席数が少なくなりますのでお申し込みの際は定員数にご注意ください。