大型バスのチャーターについて

大型バスのチャーターについて

大型バスのチャーターについて(貸切バス予約の貸切バス.net)

大型バス

貸切バスといえば、大人数が乗車できて観光設備も完備された大型バス!
週末になると都市部の駅前にはたくさんの大型観光バスが停車しているのを目にする機会も多いと思います。

今回はそんな貸切バスの花形、大型バスについてお話をしたいと思います。
観光だけじゃない、大型バスの利用方法や裏話、大型バスについて是非詳しくなってみてください!

大型バスのサイズについておさらい

大型バスはチャーターできる貸切バスの中で最も大きい車体サイズを誇ります。では、実際どれぐらいの大きさがあるんでしょうか?

同じ観光タイプの中型バス小型バスと全長・全高・全幅をそれぞれ比較できるよう表にまとめてみました。

車種 全長 全高 全幅 定員数
小型バス 約7m 約3.3m 約2.4m 21~25人
中型バス 約9m 約3.5m 約2.5m 27~28人
大型バス 約12m 約3.7m 約2.5m 53~60人

貸切バスで予定を立てる時は行きたい場所がバスで通れる道かどうか、駐車場や待機スペースを確保できるかが重要になります。

大型バスはこんなメーカーが作っています

一般的にチャーターできる大型バスの車種は「日野自動車セレガ」、「いすゞ自動車ガーラ」、「三菱ふそうエアロエース・エアロクイーン」

このうち日野自動車といすゞ自動車の車両は両社が合同で設立したジェイ・バス株式会社が製造をしています。

外部サイト:ジェイ・バス 三菱FUSO 日野セレガ いすゞガーラ


日本のメーカー3社に加え、最近目にする機会が多くなったのは「現代自動車ユニバース」でしょうか。

いずれのメーカーも全長12m未満、車幅2.5mのものが主流となっています。

大型バスは高速道路の通行区分では「特大車」となりますので事前に高速道路の料金を確認する際は注意が必要です。

大型バスって何人乗り?

大型バスには一般的に補助席がついていますが、正座席の数で見ると最も一般的なのが45席タイプです。

最近は一度に乗車できる人数を増やした正座席49席仕様のものも増えていますが、補助席を最大数の11席備えた60名乗車可能な車両は非常に数が少なく、大変希少です。

60名乗りの大型バスを借りたい時は十分余裕を持って問い合わせをしないとすぐに空車がなくなってしまうの気をつけてください。

正座席45+補助席8席のパターン

正座席49席+補助席11席のパターン

しかし同じ長さの車体に座席を配置しているので、座席数の多いタイプは少ない車両に比べて窮屈に感じられます。
特に男性や体格の大きな外国人の方などは長距離移動の場合は負担が大きいかもしれません。

参考ページ:大型バスの定員数について

大型バスに荷物はどのぐらい積み込める?

大型バスのトランクルーム

大型バスは通常貫通タイプのトランクルームが2〜3本備えています。
スーツケースやキャリーケース、ゴルフバッグにスキーやスノボの板、スポーツで利用する大型の道具など大きな荷物がある際はここに積み込む事ができるというのが大きな魅力です。

海外旅行に行く際利用するような通常サイズのスーツケースでトランク1本に対して約15〜18個積み込む事が可能です。

トランクが2本のタイプだと30〜36個のスーツケースを積み込む事ができますね。

なお、トランク3本タイプの車両でも通常1本は清掃用具などの備品を置いている事が多く、3本ともトランクルームを使用したい場合は事前に伝えておかなくてはなりません。

海外から旅行客の場合、1週間程度滞在するとスーツケースを一人当たり2〜3個持ち込むことも珍しくありません。

これで定員一杯の乗客がいる場合はいくら大型バスのトランクでも荷物が積み切れませんので、スーツケースの量と乗車人数には注意するようにしましょう。

大型バスの利用用途は?

大型バスは観光設備を備え、貸切バスの花形だとお伝えしました。
実際国内で利用されている車両の台数は「マイクロバス」に次いで2番目です。

リーズナブルなマイクロバスと比較すると大型バスは1台あたりで新築マンションが買えてしまうほど高価なものですのでやはり貸切バスの王道であると言えるでしょう。

とはいえ、その利用用途に関して近年では「送迎」での利用が主流になってきているのです。

一昔前は観光で利用される事が多かったのですが、料金制度の改定があってバス料金が割高に感じられるようになってしまったという背景から、一度に大勢を移動させることによるコストパフォーマンスを発揮できる利用方法に主流が移行したというのがその理由です。

送迎利用として最も多いのは、マイクロバスと同様に結婚式や法事など冠婚葬祭のシーンです。

結婚式

結婚式の送迎は式場までの道中で乗車ポイントを複数設けておけば新郎側のゲスト、新婦側のゲストなど複数あるグループを1台で送迎できますし引き出物で荷物が増える帰り道も荷物をトランクに積み込めるという便利さが人気の要因になっています。

主な利用用途として、他には空港や駅までの移動手段が続きます。

海外旅行に出かける際など大きな荷物を持ち運ぶ必要がある時はやはり大型バスが最適です。
荷物を積み込める量との関係から、20名程度の利用でも大型バスを選ぶケースが多いのも特徴的ですね。

続いては合宿の送迎です。
大学生の皆さんの部活やサークルなどスポーツ系の団体送迎もあれば、ゼミや研究室で利用される場合など多彩な学生団体が大型バスを利用します。

合宿の送迎は特定の時期に利用が集中する傾向があり、年間で最も混み合うのが7月後半(夏休みがスタートして最初の土日)から8月のお盆前です。

この時期は例年顕著に問い合わせが増え、直前の手配は非常に困難です。
急に予定が決まった場合などはそれなりの覚悟が必要ですね。

前もって年間スケジュールが出ている団体の場合は、夏合宿のバス手配は早すぎるということはありません。
可能な限り早めにバスを予約しておくようにしましょう。

一方、観光での利用はどうでしょうか?

最も多いのは日帰り旅行です。
次いで一泊二日の旅行、そして日帰りのレジャー、海水浴やキャンプにバーベキューなどと合わせて観光やお土産屋さん巡りを楽しむためにバスを利用する事が多くなっています。

参考ページ:貸切バスの利用用途

【注意!!】大型バスを運転手なしで借りることはできません!

先ほど、合宿の送迎に大型バスを利用するケースが多いとお話ししましたが、たまにあるお問い合わせ

「大型バスだけレンタルをしたいんだけど?」

グループの中に大型免許を持っている人がいたり、バスの運転手をしていた人がいるなど。

バスだけをレンタルすれば費用を抑えてさらに自分たちの好きなように当日移動する事ができるんじゃないか、とお考えの気持ちはよくわかりますが大型バスだけをレンタルすることは残念ながらできません。

なぜならばレンタルできるバスは乗車定員29人以下で車体の全長が7m未満の「白ナンバーのマイクロバス」までと法律で決まっているからです。

ちなみに「小型バス」は上記の条件に当てはまるのですが、15年近く前に製造を終了した古い規格の車種のためレンタルできるレンタカー会社は皆無に近い状況です。

参考ページ:貸切バスとレンタカーどっちがいいの??

まとめ

今回は貸切バスの花形である大型バスについて詳しくご紹介しましたがいかがでしょうか。

貸切バスの中で最も大きな車体と、乗車定員を誇りさらに荷物を積み込める大きなトランクを備えた大型バス。

活躍する場面は時代の流れとともに少しづつ変わってきましたが大勢が集まって移動や旅行をする場合、最も頼れる存在であることは変わりません。

何よりもその大きな車体に乗り込み旅行に出かけるというのは小さなお子様に限らず大人の心もワクワクさせる特別なイベントの始まりを予想させるものです。

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※一部のエリアや時期によっては、ご案内できない内容やプランもございます